しらすとは?
- ・しらすは、ウナギ・アユ・イワシの子供(稚魚)の総称。
(ウナギの子供は、「シラスウナギ」と呼ぶ。) - ・販売されている「しらす」は、「イワシの稚魚」で、
地元では主に「カタクチイワシ」の稚魚。 - ・しらすの体が、透き通っているのは、体長2㎝くらいの時まで、
体長3センチを超えると親イワシのように肌が銀色になる。 - ・地元の販売所では、「大きくなったしらす」を、「シコ」(四子)
通称「シコイワシ」も販売している。
加工によるしらすの違い
生しらす
捕れたてのしらすを、氷水で洗ったもの。丼やおつまみとしてそのまま頂く。
釜揚げしらす
「茹でたしらす」と思っている方もいるようだが、厳密には、塩茹でしたしらすを、干して水気を切ったもの。長時間干さないのでふっくらした仕上がりになる。丼やおつまみ、酢の物にあえてもおいしい。
ちりめん
茹でるまでは「釜揚げしらす」と同じだが、こちらは、天日に干して釜揚げしらすよりもしらすの水分を抜く、水分が減ることで少しぱさぱさした感じになるが、その分、うま味が増す。
たたみいわし
生しらすを、木枠に薄く板状に伸ばして、冷風乾燥した後に、天日で干したもの。 火で炙って酒のつまみに食べるのが一般的だが、お茶漬けやお吸い物に入れることもある。 (桜エビや岩のりを混ぜたものなどバリエーションがあるのも特徴)